だしの種類!管理栄養士解説!プレタスのだしの特徴のまとめ

みなさんこんにちは。

(株)瀬戸プレスフーズのブログ担当になりました管理栄養士の榎本です。

このブログでは、当社の商品について、またその活用法などをご紹介していきたいと思っています。

目次

特殊製法!の出汁の特徴

まず、当社の代表として挙げられる商品が様々な調理の土台、基礎として使われる【出汁】です。出汁と言えば、スーパーで売っているような顆粒出汁や、かつお、昆布などの素材をイメージするかもしれませんが、それらとは全く別物なのです。

当社で作られている出汁は、素材そのものに、瞬間的に200℃以上の熱と、およそ60トンの圧をかけて加工している独自製法の「瞬間高温高圧焼成法」によって作られています。この製法によって、素材そのものをパフやパウダー状にするため、いちいち出汁をとらなくても、粉末をサッとお湯に溶かすだけで、天然出汁が完成します。その時間はわずか15秒!

しかも、一瞬にして高温の熱を加えるため、本来熱に弱いといわれるビタミン群等の栄養素も逃がしません。素材の栄養、うま味を一切無駄なく使えるように作られた製法なのです。

だしの種類

◎市販の顆粒出汁メリット・デメリット

顆粒だし

毎日の調理の中で、市販の粉末だし、顆粒だしを用いているところが多いのではないでしょうか。コスト面や使い勝手の良さが市販の顆粒だしの最大のメリットです。スプーンで計量するだけで、出汁が完成するので、時間のない中でも手軽に出汁を取ることができます。デメリットとしては、やはり塩分が高く、添加物なども多い点です。また市販の顆粒だしでも、うま味についてかなり研究されているものも多いですが、天然出汁の旨味とはやはり異なるもの。調理をする立場の方は、やはり天然出汁を使いたいと思っている方も多いのではないでしょうか。

◎天然出汁メリット・デメリット

天然素材だし

天然出汁のメリットと言えば、その美味しさ、味です。特に離乳食やお子さんに食べさせる食事では、添加物を避け、体にいい食材を使いたいと気にされている方も多いはず。乳幼児の味を感じる味蕾の数は大人の5倍ともいわれ、とても味に敏感です。そのため調味料をほとんど使わずとも、出汁の旨味をしっかり感じることができるこの時期に、素材そのものの味を感じさせてあげたいですよね。しかし天然出汁のデメリットは、やはりその手間が一番に上げられます。企業内での大量調理となれば、出汁を取るだけでかなりの重労働に。また煮出す温度や時間など、作る人によって、その風味も異なってしまいます。

プレタス(だし)シリーズ!

素材の旨味をそのまま使える!

当社の出汁は、最初にお伝えした通り、素材そのものを高温、高圧で圧縮したものをパウダー状にしただけなので、余計な添加物は一切なし!しかし使い方は市販出汁と同じようにスプーンで計量して入れるだけです。つまり市販顆粒出汁の手軽さ、簡単さと、天然出汁の本来の旨味や栄養素をしっかりとれるという双方の良さを融合させた製品なのです。

市販の顆粒出汁は、お湯に入れると表面に浮いてしまいますが、当社のパウダー状のものはお湯に溶かすと、あっという間に沈んでいき、一瞬で溶けて水と馴染んでしまいます。さらに、出汁が作られる工程で、原料の芯まで薄く均一に焼き上げるため表面積が広がると同時に、衝撃で組織が壊れ、旨味成分を抽出しやすくなっています。また、魚の場合は高温圧縮によって同時に生臭みや雑味、えぐみ等も一緒に飛ばすので、生臭さが苦手なお子様にもおすすめですよ。

特       徴
  1. あっという間に沈む
  2. 水になじむ
  3. うまみ成分アッという間に出る
  4. 生臭み・えぐみがなくお子様にもおすすめ!

【焼昆布パウダー】

アルギン酸等の粘りを抑制し、雑味、えぐみのない昆布だしを実現しました。計量するだけなので、時間や温度管理も簡単。マニュアル化が実現でき、忙しい業務の中で、どなたが出汁を取っても均一な味に仕上がります。

【焼かつおパウダー】

鹿児島産の厳選した鰹節を特殊製法で瞬時に焼き上げ、かつおの風味を有するパウダーです。焼昆布パウダーと合わせて使うことで、簡単に出汁の完成です。

【焼いりこパウダー】

瀬戸内産の厳選したいりこを特殊製法で瞬時に焼き上げ生臭み、雑味・えぐみのないパウダーです。混ぜたり、和えたり、ふりかけたりすれば、そのままでは固くてなかなか食べにくいお子さん、高齢者の方でも、いりこを取り入れることが可能です。手軽にカルシウムのプラスなど栄養価アップにも使えます。

【焼椎茸パウダー】

国産干し椎茸100%を特殊製法で瞬時に焼き上げパウダーにしたものです。洋風のアレンジにも使え、少量加えるだけで、一気にうま味がアップ。本格的な味に仕上がりますよ。

うま味変化の体験レポ

実際に、私がはじめてこの出汁をいただいた際の体験レポを簡単にご紹介させていただきます。

まず、パック状になったフグ出汁を400mlのお湯に溶かします。このフグ出汁をベースに、新たなパウダーを加えてうま味の味変をしていくのですが、フグ出汁の時点で、全く臭みのなく澄んだきれいな出汁があっという間に完成することにまず驚きました。そもそもフグの出汁ははじめていただきましたし、魚の出汁はどうしても臭みやえぐみがあるイメージでした。しかし、そんな雑味が一切感じられず、煮干しなどよりも上品なうま味、ほんのりと香ばしさが広がるおいしさがありました。

そして、そこに焼き昆布パウダーを入れていきます。すると、溶かした瞬間、顔を近づけると出汁のいい香りがふわっと広がります。そして一口飲むと市販の出汁とは全く違った柔らかい中にもしっかりとした味わいのある風味が口いっぱいに広がり、そのお出汁だけで『もっと味わいたい!』という気持ちにさせられます。

そして驚きなのが溶かすパウダーの量です。ティースプーン半分もないようなわずかな量で、昆布の香りがこんなにも出汁に含まれるのか!?とびっくりでした。

瞬間的に焼入れをしながらプレス加工する独自製法と言われてもピンとこないのが正直な感想でしたが、実際に味わうことによって、短時間でかつ旨味を最大限に引き出す素晴らしい技術を実感できました。その後、椎茸パウダーを加えればさらに旨味が格段に上がり、もはやお店以上のレベルの出汁が出来上がります。

また、フグ出汁をベースに洋風のスープアレンジも行いました。使うのはオニオンパウダー(粗め)、にんにくパウダー、生姜パウダー。これらを溶かすだけで、簡単に劇的なおいしさのオニオンスープが完成するのです。香り、風味はフライドオニオンに近いですが、油で揚げてはいないので、ヘルシーで、酸化の心配もありません。またオニオンはお湯に溶かすことによって水分を含み、食感が戻るので、しっかりアクセントにもなります。 

今回実際に様々な出汁パウダーを使用させてもらい、とにかくその簡単さ、手軽さに驚いたと同時に、このパウダーを知ったら、使いたい!と思う人がたくさんいるだろうなぁと感じました。健康や体のことは気になるけど、実際に出汁をとるとなるとその手間から躊躇する人は正直多いと思います。

しかし、この出汁パウダーを使えば、どなたでも簡単にそして短時間でおいしい出汁が完成してしまう、まさに魔法のようなパウダーです。

出汁に使える代表的な4種類を簡単にご紹介しました。これらは、出汁としてはもちろん、パウダー状なので、味付けとしてサッと手軽にどんな料理にでも取り入れられるのがポイントです。使い方次第で、その可能性は無限大ですよ。

天然出汁を取り入れたい、素材本来の旨味をしっかり食事で伝えたいと思っていらっしゃる方には、ぜひ知ってもらいたい当社の出汁。その手軽さ、おいしさを一度知ってしまえば虜になってしまうこと間違いなしですよ。

今後はこれらの出汁の使い方や、レシピなどをご紹介していきたいと思うので、お楽しみに♪

管理栄養士 榎本 美歩

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