【亜鉛が豊富】素材丸ごと「焼かきパウダー」を管理栄養士が実際に試してみた

冬になるとお家で牡蠣鍋やカキフライなどの牡蠣料理を楽しむ方も多いのではないでしょうか。そんな牡蠣を使った気になる商品を見つけました。それが、瀬戸プレスフーズの「焼きかきパフ」と「焼きかきパウダー」。牡蠣の商品であまり見かけたことがない形状をしていたので気になって試してみました!実際にどんな味なのか、どんなメリットがあるのか管理栄養士の目線から解説します。

目次

焼かきパフ・焼かきパウダーの特徴

焼かきパフ焼かきパウダーにはどんな特徴があるのか見ていきましょう。

●素材の旨みだけなのに濃い風味とうまみ

「焼かきパフ」と「焼かきパウダー」この2つの商品の原材料はなんと牡蠣のみ。市販のだしパウダーは、牡蠣本体だけでなくカキエキスパウダーなどを一緒に入れることで牡蠣の存在感をプラスしていることが多いですが、瀬戸プレスフーズの商品は原料である牡蠣の水分を一気に飛ばすことで、牡蠣のうま味と香りを凝縮し、閉じ込めることで、シンプルな原料なのに濃い風味とうま味が出せます。

●おいしいだしが一瞬で作れる

瀬戸プレスフーズの独自の製法で、焼き上げる際にプレスしながら焼いていきます。その際に、牡蠣のうま味が凝縮されている細胞組織をプレスした衝撃で壊し、うま味成分を抽出しやすくしています。

●牡蠣のえぐみ・生臭みがない

150~300℃の高温で焼き上げるため牡蠣独特のえぐみや生臭みなどが水分と一緒に飛ばされます。そのため、瀬戸プレスフーズの焼きかきパフと焼きかきパウダーには、えぐみや生臭み、雑味はありません。

特徴だけみても、ただの商品ではないことが分かります!この瀬戸プレスフーズさんの独自の製法とはいったいどのようなものなのでしょうか。

瞬間高温高圧焼成法とは?

瞬間高温高圧焼成法とは、瞬間的に焼入れをしながらプレス加工をする瀬戸プレスフーズの独自製法のことを指します。焼入れは200℃以上の熱で、一瞬(1~3秒)で芯まで均一に焼成し、およそ60トンの圧をかけ加工することで素材の組織を壊すことができます。組織を壊すことで、素材本来の「うま味」と「香り」が引き立てることができます。高温高圧で加工するため、素材がつぶれる際に発砲を起こし、表面積が大きく広がります。そうすることで、短時間でダシをとることが可能になるのです。

ここまで、商品の特徴や瀬戸プレスフーズの独自製法についてご紹介しましたが、実際のところ本当においしいのか気になりますよね。実際に管理栄養士である私が、味や特徴を確かめてみました。

管理栄養士が実際に商品を使ってみた!

●うま味・香り抜群のダシが「瞬時」に出る

焼かきパフ」にお湯をかけただけですぐに牡蠣のいい香りがふわっと香ってきます。時間がたてばたつほどいい香りが増していきます。しかも、牡蠣ダシはほんの一瞬のうちに完璧に抽出されています。とにかく、ダシが出るのが瞬間的で驚きました。

なんと瀬戸プレスフーズの商品は「水出し」も可能らしい…。恐る恐る試してみたところ、たったの15分でおいしいダシがとれました。

こんなにも出やすく、味が濃いダシが「コハク酸」が豊富なこと間違いなし。コハク酸はエネルギーを作る代謝に欠かせない栄養素で疲労回復にも役立つ栄養素のひとつです。普段疲れやすい方にはもってこいの商品だと感じました。

●生臭みは一切ない!

私自身、牡蠣の生臭みがあまり得意ではないのですが、焼かきパフ焼かきパウダーは生臭みを一切感じませんでした。生臭みだけではなくえぐみなどの雑味もないため、小さなお子様も食べやすい商品だと思います。

牡蠣の生臭さが苦手な人でも、亜鉛を手軽に摂取できる手段の一つとして使うのもいいですね。

●難しいダシが誰でも簡単にとれる

瀬戸プレスフーズの商品でだしを実際にとってみましたが、素材にお湯または水を加えただけなので、一切技術は必要ありませんでした。そのため、給食委託などの大量調理の現場でも分量だけ間違えなければ、誰が作っても味がぶれないという点がとても感動しました。

管理の難しいダシが誰でも簡単にしかも瞬時にとれる感動を、ぜひ味わってみてください!

管理栄養士 石川 優子

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