黒米を「皮ごと」食べることができるプレタス黒米には、ポリフェノールが豊富に含まれています。健康に良さそうなポリフェノールですが、いまいちどんな成分かわからないという方も多いのではないでしょうか。この記事ではプレタス黒米に含まれるポリフェノールについて管理栄養士がやさしく解説します。
プレタス黒米はかんたんで栄養満点
プレタス黒米は、国産黒米を独自の技術「瞬間高温高圧焼成法」で加工したものです。黒米をなんと0.6秒~1秒と一瞬でプレスし、フレーク状に変身させます。一般的に熱に弱いビタミン等は加工で失われがちですが、プレタス黒米は一瞬であるため黒米の栄養がしっかり残っています。
さらにプレタス黒米のすごいところはかんたんに食べられることです。お湯を注いで30秒で、黒米のおかゆが完成します。また甘酒もおすすめです。プレタス黒米にお湯と麴菌を混ぜ、4時間放置するだけで甘酒が完成します。通常、甘酒の発酵には8時間近くかかりますが、プレタス黒米ならば半分の発酵時間で甘酒を作ることができます。
黒米だから摂れる 3つのポリフェノール
プレタス黒米の特に重要な栄養素が3つのポリフェノールです。ポリフェノールはイキイキしていたい人に欠かせません。
★ポリフェノールとは
植物に必ず含まれる成分の総称。種類によってさまざまな働きがある。
★黒米に含まれる3つのポリフェノール
①アントシアニン
②フェルラ酸
③γ-オリザノール
黒米の黒色、ブルーベリーやブドウの赤紫色に含まれる成分です。アントシアニンは、わたしたちの老化の原因となる「酸化」を防いでくれます。
★酸化とは?
紫外線やストレスによって起こる「身体のサビ」。ポリフェノールやビタミンが処理をしてくれるが、処理が追い付かないと生活習慣病などにつながる。
黒米やブルーベリーの皮に含まれるアントシアニンの働きは、紫外線から身を守ることです。ヒトでも同様に、紫外線のダメージから守ってくれることで美肌効果や血管を保護する作用があります。
アントシアニンと同じように酸化を防ぐ働き(抗酸化作用)があり、食品や化粧品に使われています。
▼使用例
・食品
酸化防止剤(例:バナナの黒変を防ぐ)。
・化粧品
美白用化粧品(メラニンの生成を抑え、しみ、そばかすを防ぐ効果)。
コメ胚芽や米ぬかに多いポリフェノールです。アントシアニン、フェルラ酸と同じように抗酸化作用があります。美白効果や酸化防止剤として使用されているほか、
・血液をさらさらにする
・自律神経の働きをサポートする
といった作用も注目されています。
広島修道大学と研究でわかった プレタス黒米の栄養価
広島修道大学との研究で、プレタス黒米には3つのポリフェノールが断トツで含まれていることが分かりました。白米、玄米、黒米を同じように瞬間高温高圧焼成法で加工し、それぞれにどのくらいのポリフェノールが含まれいたかを比べました。
①アントシアニン含量 グラフ
黒米の色に含まれているポリフェノールということもあり、白米、玄米には含まれていませんでした。
研究内容をより知りたい方はこちら!
PRE+(黒米)のアントシアニンの含有量!広島修道大学 委託研究 エビデンス!
②フェルラ酸含量 グラフ
黒米が1番多い結果となりました。精米により減ってしまう白米に比べ、プレタス黒米は3~4倍も多くフェルラ酸が含まれていました。
玄米フレーク!黒米フレーク! フェルラ酸含有量!広島修道大学 委託研究
③ɤ-オリザノール含量 グラフ
他のポリフェノールと同様に、黒米が圧倒的に多い結果でした。
ɤ-オリザノール 玄米 黒米 含有量 !広島修道大学 委託研究 エビデンス!
プレタス黒米でイキイキと!
プレタス黒米に含まれる3つのポリフェノールについて解説しました。
▼プレタス黒米の3つのポリフェノール
①アントシアニン
②フェルラ酸
③γ-オリザノール
この3つのポリフェノールは身体のサビを防いでくれる抗酸化作用によって
・しみを防ぐなど美肌効果
・血管の保護や血流促進
・自律神経の働きをサポート
と気になる悩みに働きかけてくれます。
さらにプレタス黒米は栄養満点だけではありません。お湯や麴菌を混ぜるだけでかんたんに、かつ美味しく食べることができます。
かんたん、おいしい、栄養満点の3拍子がそろったプレタス黒米を、ぜひ一度お試しください!
管理栄養士 三樹彩夏
参考:
・わかさの秘密
アントシアニン:https://himitsu.wakasa.jp/contents/anthocyanin/
フェルラ酸:https://himitsu.wakasa.jp/contents/ferulic-acid/
γ-オリザノール:https://himitsu.wakasa.jp/contents/g-oryzanol/
・日本化粧品工業連
コメント